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パフォーミングアーツのイベント開催 NY州とNY市が別々に企画
ニューヨーク州のクオモ知事とニューヨーク市のデブラシオ市長は同日、パフォーミングアーツのイベント企画を別々に発表した。8日ゴッサミストが報じた。クオモ氏の企画は、向こう100日間で300件の無料イベントを開催する「NYポップス・アップ」。地下鉄の駅、公園、博物館、駐車場などを使う。最初のイベントは2月20日に行われ、レイバーデイまでに1000件の実施を目指すとしている。
目玉は、トライベッカ映画祭とピア55にできる「リトル・アイランド」での公演。クオモ氏は「スポーツ施設も観客動員を可能になる。ブロードウェーもできるはずだ」と強調した。ただし、州がイベント関係者を雇用するかなど詳細は不明だ。
デブラシオ氏はブルックリン区ダンボ地区で「オープン・カルチャーNYC」の構想を公表した。5区の街頭100カ所でパーフォーマーに興行許可を与えるというもの。3月1日から受け付けを開始し、申し込み料は20ドルだ。イベントの少なくとも15日前に許可を受けることが必要で、観客は50人まで。「文化のコミュニティーは我々の希望であり、ニューヨーカーとしてのあかしだ」とデブラシオ氏は語っている。
コロナ禍でエンターテイメント業界の就労者は61%も減少。こうした企画を通し、州や市が業界を支援していく考えだ。

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