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認定看護助手の需要が急増
移民女性らにキャリアアップの機会
市の大手医療従事者組合の教育・職業紹介部門である1199SEIU訓練・雇用基金(TEF)によると、コロナ禍のニューヨーク市で昨年、認定看護助手の需要が急増したことで、移民女性を中心にキャリアアップのチャンスが訪れている。23日、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
TEFによると、昨年の認定看護助手の求人が前年より25%増加して、1000人になっていた。TEFは2019年、無料の認定看護助手訓練プログラムを開始したが、これまでの受講者141人のほとんどが移民や有色人種だといい、88%が低所得者層地域の住人で、96%が女性だという。プログラムを修了した92人のうち57人が、認定看護助手の職に就いた。それらの者には1年後、更に高度な学位取得のための授業料援助を受ける資格が与えられる。
同プログラムは当初、在宅医療助手を対象としていたが、コミュニティ財団であるニューヨーク・コミュニティ・トラストからの助成金を受け、昨年拡大した。同プログラムは現在、飲食店やホテルの元従事者など、パンデミックにより職を失った人々など広く受講者を募っている。
看護助手の仕事は厳しい現場ではあるが、医療関連職は通常、初任給が高めで労働組合に加入でき、昇進のチャンスも多い。同プログラム修了生の約3分の1が、高給職に進むことが予想されている。

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