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アダムズ氏は速やかな対策を
NY市、イーバイク原因の火災増加

すぐに高温になるE-bike(イーバイク)が原因で発生する火災が、ニューヨーク市内で増加している。今年に入ってから、既に5人が死亡、負傷者は66人に上っており、マンハッタン区ハーレムで先日起きた火事では、5歳の少女が犠牲になった。ニューヨークポストは7日「アダムズ・ニューヨーク市長が速やかに対策を講じるよう」求める寄稿を掲載した。
昨年1年間は、死亡者は4人、79人が負傷。今年の死亡者は昨年を上回っている。ハーレムの火災は、就寝中の深夜に、少女の父親が保有するイーバイクが燃えたという。父は負傷、父親のパートナーは死亡した。同じ週には、ベネズエラからの亡命者がブロンクス区のアパートで、イーバイクが原因とみられる火災で死亡した。
イーバイクを巡っては、クオモ前ニューヨーク州知事とデブラシオ前ニューヨーク市長が2021年に合法化。それ以前には、イーバイクから引火した火災による死者はいなかった。
ブルックリン区でバッテリー屋を営むアリ・ケスラーさんによれば、市内の宅配配達員や貧しい市民が、安価で非認証の可能性が高いバッテリーを使っているとされる。屋外に放置されたまま、雨や海からの塩に晒されるなどメンテナンスが不十分な場合、充電機能に問題が生じ、火災につながるという。
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