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最も遅いバスに、カタツムリ贈呈
時速7.4キロのM102路線

ニューヨーク市で最も遅いバス路線に贈られる第17回「ポーキー賞」に、イーストビレッジからハーレムまで走行するM102路線が選ばれた。8日の授賞式では、台座に乗った金色のカタツムリが贈られた。スペクトラムニュースが伝えた。
1日平均8千人が利用するM102路線の平均速度は、時速4.6マイル(約7.4キロ)。マンハッタン区での深刻な渋滞が影響しているものとみられる。主催するニューヨーク公益研究グループ(NYPIRG)の「ストラップハンガーズ・キャンペーン」と「トランジット・センター」は「時速5マイルでひらひら飛ぶ蝶よりも遅い」と指摘した。区別では、ブロンクス区のBX19路線、ブルックリン区のB35路線、クイーンズ区のQ32路線、スタテン島のS481路線がそれぞれ最も遅かった。
市内で最も信頼性の低いバス路線に与えられる「シュレピー賞」は、ブルックリン区のレファーツガーデンズとイーストニューヨークを結ぶB12路線が受賞。台座に乗った金色の象が贈られた。同路線では、長時間バスが来ない上、その後何台も連続して来る「バンチング」が多く、1日平均7965人の利用者に不便を強いている。
両賞の対象となるのは、1日の乗車人数が5千人以上の路線で、77路線がこれに該当した。主催者によれば、パンデミックの間、バスはより高い乗車率を維持してきたという。
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