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地下鉄6路線、大規模な運行変更
17日から信号装置交換作業―MTA

17日午前から27日朝にかけて、ニューヨーク市内の地下鉄計6路線で大規模な運行変更が行われる。ニューヨーク州都市交通局(MTA)が、老朽化した信号装置を最新鋭の通信型列車制御(CBTC)技術を導入した形式に交換するためで、利用者は注意が必要だ。
amNY(12日付)が伝えたところによると、対象となるのはA、C、D、E、F、Mの各路線。交換作業は、コロンバスサークル(59丁目)とタイムズスクエア(42丁目)の8番街で実施される。現在の信号装置は、第二次世界大戦前から使用されているアナログ式。今回の差し替えによって、列車をより接近させて安全に運行するための制御が可能になり、多くの列車を運行することができるようになるとされる。
CBTCはL線と7線に既に導入されており、運行の定時性が大幅に向上しているという。MTAは昨年末、2027年までにG線にCBTCを完全に導入する契約を締結した。これとは別に、MTAは昨年、F線にCBTCの設置を始めたものの、不具合が随所で生じているという。
利用者への影響が最も大きいとみられるのは、M線。工事期間中の平日ラッシュ時、クイーンズ区やマンハッタン区の大部分で全く運行されない。A線は、全ての時間帯で急行運転される。
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