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コンエド、電気・ガス料金値上げ
2025年までにあと2回実施

電気・ガス供給の「コンソリデーテッド・エディソン(コンエド)」は今月、ニューヨーク市とウエストチェスター郡で、電気・ガス料金を引き上げた。電気料金は9%以上、ガス料金は8%以上の上昇となった。
今回は2025年までに予定されている3段階の値上げ計画のうち、最初の値上げ。承認したニューヨーク州公共サービス委員会(PSC)によると、月に約600kWhの電力を使う平均的な住宅顧客は、今月から9.1%又は14.44ドル、来年1月から4.2%又は7.20ドル、25年1月からは1.4%又は2.43ドルの電気料金の値上がりが予想される。同様に、平均的な住宅顧客(毎月約100サームのガスを使用する平均的な住宅顧客は、今月から8.4%又は17.28ドル、来年1月から6.7%又は14.90ドル、25年1月からは6.6%又は15.61ドルのガス料金の値上がりが見込まれている。
コンエドは引き上げの理由を、気候変動に関する同州法遵守に向けた対策を含め、アップグレードにかかる追加収入が必要としている。値上げを巡る審議は1年半以上を要した。PSCによると、コンエドが当初要求した値上げ額を60%下回る金額で話し合いがまとまったという。コンエドが最後に料金値上げを承認したのは、パンデミック直前の20年1月だった。(23日、ゴッサミスト)
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