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全米オープンとファッションショーで抗議行動
活動家が素足や裸で訴え


環境保護活動家や動物愛護運動家が7日、全米オープンテニスのコートとCOACHのファッションショーで抗議行動を展開した。
アーサー・アッシュ・スタジアムで行われていたコリ・ガウフ(米国)対カロリナ・ムホバ(チェコ)の女子シングルス準決勝の途中、スタンドにいた4人の環境保護活動家が「化石燃料に終止符を」と叫ぶなど抗議を開始。他の観客が「つまみ出せ」と応じて一時騒然となった。
3人は退場処分となったが、1人は素足を床に接着させていたためニューヨーク市警(NYPD)と医療班が出動する騒ぎに発展。試合は午後8時ごろから約50分中断した。NYPD はこの4人の身柄を拘束している。全米テニス協会関係者は「このようなことが再発しないよう、警備を強化する」と話している。
同じ頃、ニューヨーク公共図書館本館で行われていたCOACHのファッションショーのランウェイに「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA)の女性活動家2人が乱入。1人は「COACH:皮革は殺す」と書かれたサインを持ち、もう1人は裸で同じスローガンを胸部にボディーペイントしていた。皮を剥がれ、筋肉や腱が露出しているようにも見えた。
2人はランウェイの最前部近くまで歩いたところで警備担当者に連行された。PETAは声明文で「皮革は過去の遺物。デザイナーのコレクションには適さない」と述べている。(8日、ニューヨークポスト)

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