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オフィス回帰進むマンハッタン
地下鉄利用者数増加が示す

マンハッタン区の地下鉄主要駅で、9月の利用者数が増加していたことが、ニューヨーク州都市交通局(MTA)の駅別乗降客数データで分かった。パンデミック後、勤労者のオフィス回帰が進んでいることを示している。
レイバーデーの翌日13日の利用者数について、2022年同日と比べると、オフィスが多いロウワーマンハッタンとミッドタウンの一部の駅でとりわけ急増。二つ以上の駅で、パンデミック前の水準に達していた。ワールドトレードセンター/コートラント駅の乗車率は、昨年の同日と比較して24%増加、ハドソンヤード/34丁目駅も、20%増えていた。夏休みを終え、市内の学校や大学の新学年度が始まった上、職場回帰の動きが戻った今月、乗車率はパンデミック後の最高値を更新。パンデミック前の約68%から72%まで回復していた。
パートナーシップ・フォー・ニューヨーク・シティが収集したデータによると、8月23日~9月15日の間にオフィスに戻った労働者の数は2022年の49%から9ポイント上昇し、58%に達していた。休暇や休日、出張を含めると、パンデミック前後のオフィス勤務者数の差はさらに縮まり、通常の72%まで回復している。同区のオフィス勤務者の4分の3近くが、週に3日以上出社していることが分かった。(25日、ニューヨークポスト)
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