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米国人の過半数、イスラエルを支持
ハマスは「完全な根絶を」66%

イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡り、米国人の過半数が数十年続いている領土紛争について、イスラエルを支持していることが民間世論調査で分かった。ハマスがイスラエルに侵入し、民間人の殺害や人質として拘束したことに関しては、ハマスの「完全な根絶」を66%が支持する姿勢を表明した。
調査では「イスラエルとパレスチナの対立について、どちらが悪いと思うか」などと質問。53%が、パレスチナが悪いと回答した一方、イスラエルが悪いと答えたのは10%にとどまった。いずれも悪いとの回答も24%に上った。残りの13%は「何も思わない」とした。
「イスラエルは、ハマスの完全な根絶を目指すべきか」として賛否を尋ねたところ、66%が賛成に回り、反対は19%だった。調査は約千人を対象に、ハマスが7日にイスラエルへの奇襲攻撃を仕掛けた後の10~12日にかけて実施した。
米国と欧州連合(EU)は、イスラエルに対する武力抵抗と攻撃を理由に、人口200万人のパレスチナ自治区ガザを実行支配するハマスをテロ組織に指定している。イスラエルは、ガザの「完全包囲」を命じ、電気や食料、燃料を遮断。イスラエルはガザ北部の住民に対し、南部に避難するよう強要し、本格的な地上侵攻の準備を進めている。(15日、ニューヨークポスト)
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