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ピザトッピングでRCVを説明
予備選巡りNY市長、トップはペパロニ

デブラシオ・ニューヨーク市長は10日、ピザのトッピングを使い、今回の市長選挙予備選で初導入される順位付投票制度(RCV)を説明した。amニューヨークが同日、伝えた。
「私は南イタリアにルーツがある」とデブラシオ氏。「ローストピーマンはとても大切だ」と述べ、ピーマンに1位を付けた。2位はオリーブで、以下ソーセージ、マッシュルーム、ペパロニと5位までを投票用紙にマークした。
RCVでは、まず1位の票を数え、50%を超える票数を獲得した候補者が当選者となる。該当者なしの場合、最下位の候補者が脱落。その票を2位に指名されている候補者に分配する。これを候補者が2人になるまで繰り返し、総得票数の多い方が当選者となる。「トッピング投票」は、中間集計(10日午後時点)で、ペパロニがリード。6回分配して49%を獲得した。2位は26%のマッシュルームだった。
記者会見に同席したチーフ・デモクラシー・オフィサーのローラ・ウッドさんは「ソーセージに投票してソーセージが脱落したら、おしまい。だから、好きな候補を複数順位付けするべきだ」と説明。「その通り。それがRCVの威力だ」とデブラシオ氏も応えた。ただ、予備選候補者の順位付けについては「時期尚早」と明言を避けた。
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