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カリスマソムリエ、放火で逮捕
マンハッタンの屋外ダイニングなど3件

ニューヨーク市消防当局者は28日、マンハッタン区内で発生した3件の火災に絡み、放火などの疑いで著名なソムリエ、カレブ・ガンザー容疑者(35)が逮捕されたと発表した。 ニューヨークタイムズが29日、報じた。
当局者によると、ガンザー容疑者は7月13日午前3時ごろ、プリンスストリート・ピザ所有の屋外ダイニング施設に放火した。今年1月にもスタントンストリートの屋外ダイニング施設に数回火を付け、3500ドル程度の被害を出した。6月には、ブルームストリートに置かれたゴミに火を付けた疑いが持たれている。
近くの防犯カメラに細身で長髪、身なりの整った男が深夜、紙ナプキンや焚き木に火を付ける姿が写っており、逮捕につながった。 いずれも大事には至っていないが、ニグロ消防局長は声明で「全ての放火はまたたく間に延焼し、ニューヨーカーの生命を危険にさらす可能性があった」と糾弾した。動機などは分かっておらず、弁護士を雇ったかも不明。
ガンザー容疑者は2017年にフード・アンド・ワイン誌で「年間ベスト」の1人に選ばれたソムリエで、カリスマ的存在。センターストリートの人気ワインバー「ラ・コンパニ・デ・ヴァン・スルナチュレル」のマネージングパートナーでもある。同バーは「ガンザー氏は休職中」との声明を発表した。
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