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米航空大手3社、接種義務なし
ユナイテッドは義務付け

米航空会社大手のデルタ、アメリカン、サウスウエスト各社はこのほど、従業員に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けないことを発表した。ニューヨークポストが11日、報じた。
CNNは10日、サウスウエスト航空のゲイリー・ケリーCEOが、従業員にワクチン接種を強く奨励するものの、義務付けは行わないとする社内メモを作成していたと伝えた。デルタ航空は5月17日から、新たに採用する従業員にワクチン接種を義務付けた。エド・バスティアンCEOは同時に、それ以前から働く従業員については、ワクチン接種を義務付ける方針がないことを、フォックス5の「グッドデイ・ニューヨーク」で明らかにした。同社では既に、約75%の従業員がワクチン接種を済ませている。
アメリカン航空の最高経営責任者であるダグ・パーカー氏は先週、ニューヨークタイムズのポッドキャスト「スウェイ」で、従業員や乗客にワクチン接種を奨励するが、義務付けはしていないと語った。同社では、今月末までに接種を済ませた従業員に、来年の休暇を追加するなどの刺激策を設けている。
これらに対し、ユナイテッド航空は6日、米国の従業員に10月25日までのワクチン接種を義務付けた。従わない場合、解雇する意向だ。宗教上や健康上の理由で接種ができない従業員は、免除される。
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