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コロナでクイーンズ区の公立小学校閉鎖
10日間の完全リモート学習へ

ニューヨーク市はコロナの「広範囲な感染」が発生したとして9日、クイーンズ区アストリアの公立(PS)第166ヘンリー・グランドステイン校を閉鎖した。全ての授業は10日間、リモートになる。10日、ゴッサミストが報じた。
市教育局(DOE)によると、同校では今月2日以来、児童19人と職員3人のコロナ感染が確認された。今学期が始まってから34人で、ここ数日のうちに感染者が急増した。8日夜の時点で、11クラスがすでに閉鎖、他の12クラスも一部が閉鎖しているという状況だった。学校が完全閉鎖になったのは9日の午後。校長が電子メールで保護者に伝えた。同校では先週から保護者間で子供の感染状況を共有していたという。その1人、カリン・パビッチさんは「学校を自主的に休ませた保護者が多い。恐ろしい」と話している。
DOEによると「広範囲の感染」が認められた際、学校が閉鎖となる。市保健精神衛生局(DOH)チョクシ局長はこれを「学校内の複数の場所または集団における複数の感染源」によるものと説明している。今学期になってからの学校閉鎖はイーストハーレムのホーラン校に次いで2校目。クイーンズ区ベイサイドのPS第169ベイ・テラス校でも17クラスで一部閉鎖が出ており、調査が進められている。
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