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NY市民の55%が検査キットを注文
「発症時に使う」「必要に備えて」

ニューヨーク市立大学(CUNY)公衆衛生大学院が、1月28日から30日の間、市民2500人を対象に実施した世論調査によると、55%の人が連邦政府のサイト(covidtests.gov)から、新型コロナウイルスの検査が自宅でできる無料検査キットを注文していたことがわかった。ニューヨークポストが6日、報じた。
ワクチンのブースター接種者の3分の2が、検査キットを注文していたのに対し、未接種者は3分の1にとどまった。注文率が最も高かったのは、64%のマンハッタン区でクイーンズ区、スタテン島それぞれ56%、ブルックリン区の51%、ブロンクス区48%と続いた。年収10万~15万ドルの70%が注文済みで、2万5千ドル未満では40%のみ。大卒の3分の2は注文を済ませた一方、高卒以下は43%だった。人種別でみると、白人61%、アジア・ラテン系53%、黒人の48%が注文した。
注文した理由の上位3つは「発症した時に使用する」(30%)、「必要な場合に備えて」(25%)、「友人や家族と集まる前に検査するため」(18%)。12%が「仕事や将来の旅行のために注文した」と答え、16%が「検査キットは必要ない」と回答。自宅でできる検査キットを注文した理由では「便利だから」が38%、「検査場が混雑しているから」が29%だった。
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