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LESのボデガ、高速宅配に危機感
アプリ注文、15分以内で食品到着


電動自転車やスクーターを使って、15分で食料品を配達する超高速食品宅配の出現により、ロウアーイーストサイドの街角に点在する小さな食料品店(ボデガ)の経営者が危機感を抱いている。ゴッサミストが10日、伝えた。
パンデミックの影響で宅配文化が浸透する中、過去数カ月間にJOKR、getir、Buykなど、ベンチャーキャピタルが支援する複数の超高速食品宅配新興企業が同地域に誕生。スマホのアプリで注文できる上、ほとんどが最低注文額を設定していない。以前は、ボデガで買い求められていたような食品などが、市内に点在する貯蔵拠点から15分以内に届く。これらの企業は、市場を独占するため、価格引き下げとサービスの大幅な割引を展開、競い合っている。
移民が多くを占めるボデガの経営者らは、こうした企業の成長を受け、配車アプリのUberやLyftが、かつてタクシー業界を混乱に陥れたのと同様の事態が起きることを恐れている。経営者らの多くは、パンデミックにより売上げが減少したのに加え、家賃の値上げが重なり、借金の返済も困難な状態だ。
ボデガが閉店を強いられた場合、高齢者や英語を話せない地元住民が、商品を注文するために必要なアプリを使いこなせるかどうかも懸念される。一方、超高速食品宅配とボデガの利用者層は異なるため、問題ないと楽観視する声も聞かれる。


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