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バスのノロノロ運転削減
サービス向上を活動家団体が提案発表

バスのノロノロ運転削減やサービス向上を求めて2月28日、活動家団体が提案を発表した。同日、ゴッサミストが報じた。
こうした運動は2016年、活動家団体ライダーズ・アライアンスやストラップハンガーズ・キャンペーンが連帯し、「ベター・バス」キャンペーンとして発足。デブラシオ前市長下でもある程度の改善は見られた。ただし、2020年末までに9.03マイルを目指していた平均時速は21年12月末現在、8.1マイルにとどまるなど不完全。ブルックリン区ベッドフォード=スタイブサントに住むライダーズ・アライアンスのペドロ・バルディーズ=リベラさん(30)は「商用車が二重駐車して、バス専用レーンをふさぐ。車道で降ろされることもある」と話す。
アダムズ市長やホークル知事に宛てた今回の提案には、路線網の見直し、全ドア搭乗実現、路線の拡張と増便、バス専用レーン内の交通違反取締強化、停留所のアメニティ改善が含まれる。マンハッタン区などの3区長は賛意を示す。市運輸局(NYCDOT)のロドリゲス局長も「路線の150マイル延長や待ち時間削減を実現したい」と発言。バスを運行するMTAのリーバー局長も「バス利用者の多くは低所得者層。路線やバスレーン拡張や交通信号優先システムなどを通じて平等な社会へ投資する」と話している。
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