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ブライトンビーチで住民の思い交錯
店の看板撤去、グループ名称の変更・・・

ロシアのウクライナへの軍事侵攻以来、全米のロシア語圏コミュニティーで店の看板を外したり、名前を変えたりする動きが出ている。多くの旧ソ連系移民が暮らすブルックリンク南端のブライトンビーチでも、住民の間で様々な思いが交錯する様子を3月30日、アルジャジーラが伝えた。
ブライトンビーチで人気のデリ「Taste of Russia」は侵攻直後、看板を撤去。ウクライナ・オデッサ生まれの共同経営者ボビー・ラクマンさんは「ロシア語コミュニティーで暮らし続けるには正当だ」と強調する。撤去に対し「パフォーマンスだ」との声の一方、「名前を変えなかったら、行く気が起きなかった」と賛同を示す人もいる。
3月初旬、ビーチの遊歩道で行われたウクライナ連帯抗議デモでは、数人の参加者が「流血に反対だ。赤を抜く」として、ロシア国旗を「白・青・白」に修正。「ロシアはプーチンではない」などと群衆は歓声を上げた。
フェイスブック上の子育てグループ名で使っていた「ロシア」を「ロシア語圏」に変更した人も。片や、意識的に「ロシア」を名前に残すのを選ぶ人がいる。ロシア語の人気FMラジオ番組の司会を務め、1万7千人のフェイスブックグループを運営するマイケル・レビティス氏は「米国が虚偽証拠でイラクに侵攻した際、米国人のアーティストが謝罪を求められた覚えはない」と力を込める。
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