2025年3月3日 COMMUNITY 教育レポート

「お店やさん」活動を通じ言葉を学ぶ NY育英サタデースクール・マンハッタン校

育英サタデースクール・マンハッタン校(牧野佳代子ディレクター)の小学部1、2年生は2月8日、生活科の授業で「お店やさん」活動を行った。小学1年生の国語科「ものの名前」単元を応用し、言葉の分類を体験的に学ぶことが目的。生活科は小学3年生からは理科と社会につながるため、日本の社会を体感することを目的に毎週学習している。

お客さんは小2と中学生「おいくらですか?」
お菓子屋さんになって「いらっしゃーい」と声をかける小1の子どもたち

「ものの名前」の単元では、名称の階層構造について理解を深めることを主眼とし、「くだもの」という包括的なカテゴリーと「みかん」「りんご」「バナナ」といった個別名称の関係性を応用し、「〇〇屋さん」として大分類を設定。そこに属する個々の商品を子ども自身が決定する形で学習を展開した。子どもたちは自作商品の販売と店の運営の体験を通して言葉の仕組みを楽しく学んだ。

当日は上級生(小学2年生や中学生、高校生ボランティア)や職員が買い物客として参加。学年間で交流し、「お店やさん」は大盛況に終わった。小学1年生たちは達成感を味わいながら、笑顔あふれるひとときを過ごした。(情報・写真提供:ニューヨーク育英サタデースクール・マンハッタン校)

RELATED POST