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18日付のABCニューヨークによると、米国微生物学会の研究者らが、ニューヨーク市内の現金自動預け払い機(ATM)に付着する微生物を採取、分析した結果が論文で発表され、ATMの表面には数十種類の細菌が付着していることが明らかになった。
研究チームはマンハッタン、クイーンズ、ブルックリン区の各所にあるATMを対象に調査を実施した。これらのATMから検出された細菌は、ほとんどが機械に付着した人間の皮膚や食べ物に存在していたもので、その発生源は、家庭内のテレビ、枕カバーやトイレ、キッチンなどと論文は記している。
調査に携わった研究者によると、これは人々が食べ物のかすなどを指に付着させたまま外出し、ATMのキーパッドを操作するためと考えられ、例えばいくつかのATMからは鶏肉に存在する細菌が発見されたという。
細菌の分布について、地域による偏りなどはみられなかった。
汚れなどが目立たず、清潔に見えるATMでも、市内の機械はどれも日々何百人という人が触れていることを示している。
同調査は、ニューヨーク大学が2014年6、7月に行った「細菌・下水・健康・疾病:市内のメタゲノム実地調査」に関連するもの。

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