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16日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、マンハッタン区ミッドタウンで15日、男性が落下した氷に当たりけがをする事故が起きた。
同午後１時半ごろ、ロックフェラーセンター・プラザに近い西48丁目のプラザ・アーケード・ビルディングのトンネル状の通路を歩いていた20歳の男性の頭部に落ちてきた氷の塊が当たった。男性は、同区内のニューヨーク・プレスビテリアン病院に搬送され、命に別状はないという。目撃者によると、男性の頭部を直撃した氷の塊は、トンネル内の突起から落下したもので、救急車に乗せられた男性の頭部からは出血がみられたという。
2014年１月22日には、トンネル内の同じ部分から落下した氷の塊が当時27歳の男性の顔面を直撃するという事故が起きている。ニューヨーク市建設局は当時、同ビルの所有者であるプラザ・アーケード・リアルティー社に対し、管理義務に違反したとして千ドル（約11万円）の罰金を科した。男性は当時、近くの警備会社に勤めており、事故当日は氷が落下しているのを見付け、ビルの管理人に伝えたが相手にされなかったという。男性は鼻から口にかけてできた傷を80針縫う治療を受けた。
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