英語は〝世界の共通言語(universal language)〟と言われるとおり、ありとあらゆる場面で使われている。うまく操ることができたら、今まで見えなかったものが見えてきたり、聞こえてきたり、感じられたり|自分自身の世界を広げてくれる最強のツールとも言えるだろう。今回は、ニューヨーク最大級の語学学校の魅力に迫る。
年間2万5千人以上が通うNY屈指の人気語学学校
世界中の人々を魅了して止まない魅惑の街ニューヨークには、毎年約5000万人もの人々が訪れる。観光客はもちろんだが、語学を習得するために多くの学生もまた、この地に集まる。
マンハッタン区のヘラルドスクエアに位置する語学学校「ALCC(American Language Communication Center)」には、年間2万5000人以上の〝明日の国際人〟が通い、仲間と共に切磋琢磨している。数ある語学学校の中でも同校は、ニューヨーク屈指の人気校だ。
その秘訣はまず、90人を超える経験豊富で熱心なESLの講師陣にあると言えるだろう。英語教授法(TESOL)をしっかり身に付けた米国人講師を中心に、自身も留学経験があり、外国語を学ぶ生徒の立場や環境、気持ちを良く理解した国際色豊かな面々が揃う。クラスもすぐに生活に役立つ実践的なものが多く、控えめな日本人生徒も積極的に発言しやすいような全員参加型で楽しく進められている。
また生徒のバックグラウンドや通学理由も、米国の学校へ進学するための準備として、旅行の合間の時間を利用して、生活に馴染むため、キャリアアップのためーなど、実にさまざま。多種多様なニーズに合わせて設けられた豊富なクラスとフレキシブルなスケジュールは、実際に通う生徒からも支持されている。
「『どこの語学学校も同じなのでは?』と考える人も多いようですが、長年にわたり人気を維持する学校には、必ず特筆すべき良い点がある」と力説するのは、同校のピーター・パクター氏(写真右上)。「本校は質の高い教育カリキュラムとクラス内容、豊富な選択肢のあるスケジュールや良心的な学費、カウンセラーによる手厚いサポート、交通の便など、とにかく〝生徒にとって快適な環境〟を最優先に考えたサービスを提供しています」と語る。
「目まぐるしく変わりゆくこのニューヨークで40年もの間、語学学校界の第一線を走るということ。この実績こそが、ALCCが多くの人から支持され、愛される何よりの証ではないでしょうか」
実際に同校へ通う日本人生徒に聞いてみました!
「人に聞いたり、ウェブサイトをくまなく調べたところ、さまざまな条件が平均的に揃っていたのがALCCでした」と語るのは、大阪府出身の喜納政高さん(26歳)。高校卒業後、一度は車の整備士として社会人を経験したが、「単調な生活から飛び出し、人生の刺激を追い求めたくなった」ため、今年3月、単身ニューヨークへとやって来た。
「最初は苦手な英語で話すのはすごく恥ずかしかったけど、ここではみんなが自分の言おうとしていることを理解しようとしてくれるし、自分も人の言葉に耳を傾けるということを学んだ」のだとか。語学力はもちろん、物事をロジカルに考えたり、自分の意見をきちんと言葉にすることなど、ALCCでの授業のお陰で精神面でも鍛えられているという。また貯金を切り崩しながらの生活だが、「ここは学費も良心的なので、負担が少なくて安心」なのだそうだ。
「クラスメイトはいろいろな国の人がいるし、みんなそれぞれ違ったバックグラウンドを持っている。10代の若い子もいれば、ぼくみたいにいったん社会人を経験して新しい世界に飛び込んで来た人、現役の社会人、アーティスト。それぞれがお互いを尊重しながら楽しく学べる環境が整っているので、『自分はもう手遅れかも』とか『(クラスに入ったとしても)何だか自分だけ浮きそう』と迷っている人がいたら、心配せずに一度同校を見学しに来てみたら良いのではないでしょうか」と喜納さん。「当たってくだけろという前向きな姿勢があれば、きっと大丈夫! ぼくだって今こうしてやれているんですから」と笑顔を見せた。
■問い合わせ
American Language Communication Center
229 W 36th St(bet 7th & 8th Ave), NYC
1-800-364-5474(日本語はヨウコまで)
www.learnenglish.com
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