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ニューヨーク市が運営する動物シェルター(ACC)に収容されている犬や猫の数が増え、記録的な水準に達したため、市は新規受け入れを一時停止した。緊急の医療ケアが必要な動物や公共の安全に危害を及ぼす恐れのある動物の受け入れは継続する。CBSニュースが19日、伝えた。

ACCは同日、市内のACCで保護下にある動物の数が1000頭を超えたとSNS上で発表。保護下にある動物の3分の1は、市の住宅不安が原因で持ち込まれたものだ。生活費の高騰により余裕がなくなったため、ペットを手放す飼い主が増えている。
一方、里親希望者の数は、ほぼ横ばい状態だ。ACCは動物シェルターへの持ち込みを検討している市民に対し、まずは家族や友人に協力を求め、ペットの新しい飼い主を自分で探すか、ペットを飼い続ける方法を考えるようSNSで呼びかけた。市運営の動物シェルターの過密状態は、民間の動物シェルターにも悪影響を及ぼしており、これらシェルターは市に対し、避妊手術の支援金増額を要請している。
ACCは、里親・一時預かり制度、寄付を通じて一般市民の協力を求めている。先週はブルックリンで、大型犬と成猫の里親費用が免除されるポップアップ里親イベントを開催した。里親制度についての詳細はここから。また里親募集や寄付に関する情報は、ここで確認できる。
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