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ペットの犬を交通事故で亡くした飼い主が、家族に精神的苦痛を与えたとして加害者に損害賠償を求めていた訴訟で、ブルックリンの裁判所は、犬を家族の一員と認める判決を下した。ゴッサミストが20日、伝えた。

ナン・デブレイズさんの息子トレバーさんが飼っていたダックスフンドのデュークは2023年7月4日、同区ミルベイシンで、デブレイズさんと一緒に散歩中、ミッチェル・ヒル被告が運転する車に轢き殺された。デブレイズさんとトレバーさんは、デュークを死なせ、デブレイズさんを危険にさらし、家族に精神的苦痛を与えた過失運転の責任を問い、被告を提訴した。
一方、被告側は、ニューヨーク州ではペットは財産と見なされるため、犬の金銭的価値に相当する金額しか賠償請求はできないと主張。裁判官は、事故現場にいたことと、デュークとリードで物理的につながっていた事実から、デブレイズさんは「自身も危険にさらされている間に、近親者が死亡または重傷を負うのを目撃した人」に適用される特別な種類の賠償金の支給対象であると判断。一方、事故現場にいなかったトレバーさんについては、犬の金銭的価値および諸費用の請求のみが認められた。
これまでのニューヨーク州の判例では、この種の賠償は、両親、子ども、配偶者、祖父母、孫にのみ適用されていた。
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