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米連邦航空局(FAA)はこのほど、航空機の離着陸時にも、スマートフォンやタブレット端末などの電子機器の使用規制を緩和する方針を発表した。乗客は今後、機内モードであれば携帯電話やタブレット端末、電子書籍端末などの使用が許可されることとなる。ただし連邦通信委員会(FCC)の規則に則り、携帯電話での通話とテキストの送受信は今後も禁止される。
FAAは、外部の専門家による諮問委員会をことし1月に発足し、飛行規則の緩和に向け協議を重ねてきた。その結果、ほとんどの航空機は電子機器からの無線信号の干渉を受けないという結論に達し、今回の方針変換へと踏み切った。
各航空会社は今後、自社の旅客機が干渉を受けないことを示す試験結果を提出すれば、電子機器の使用が解禁となる。
これを受け、ユナイテッド航空やデルタ航空、ジェットブルー航空などは直ちに試験計画書を提出。電子機器の使用が年内にも解禁される見通しとなった。
ただし、搭乗後に航空機のドアが閉じられた後は機内Wi-Fiが有効となるまでの間(通常高度1万フィート)、インターネットの使用やメールの確認などが今後も禁止される。また、悪天候における運行の際などには使用不可となる可能性もある。
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