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ラトガーズ大学の昆虫学者らがこのほど、人気の観光スポットである空中公園ハイラインで、侵入外来種である「ヤマトゴキブリ」が発見されたとする論文を、Journal of Economic Entomologで発表した。
ヤマトゴキブリ(Periplaneta Japonica)はアジアでは広範囲で生息が確認されているが、米国内では元来生息しておらず、ニューヨークの厳しい冬を乗り越えられる強い生存力を持つと言われている。
学者らは、今回の発見について「現在のところ深刻な問題を引き起こすとは考えにくい」と述べている。というのも、ヤマトゴキブリはもともと都市環境に生息する元来種のゴキブリと非常に似ており、すみかと餌を互いに競い合うことが予想されている。そのため、競争に精力を使ってしまい、繁殖が疎かになるというのがその理由だとしている。
また元来種との交配についても、ふたつは違う種のゴキブリであるため生殖器の形状が異なり、交配が起こる可能性は極めて低いと指摘している。
しかし別の昆虫学者からは、「こうした侵入性の強い種は元来種を駆逐してしまう恐れがあるため、引き続き監視が必要だ」という声も出ている。
ヤマトゴキブリの侵入経路については不明だが、ラトガーズ大学の学者らは、ハイラインの観葉植物が輸入される際に土と一緒に運ばれて来たのではないか、と推測している。
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