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マンハッタン区の裁判所でこのほど、離婚する夫婦が飼っていた犬の「親権」を問う裁判が、ニューヨーク州内で初めて行われた。
同性婚をしたトリシャ・マレーさんとシャノン・トラヴィスさんは結婚1年で離婚を決意したが、飼っていたミニチュアダックスフントのジョーイをどちらが引き取るかで争っていたが、10日、マレーさんが親権を持つことで合意に至った。
マレーさんは、トラヴィスさんからの贈り物であるジョーイについて「私の親友であり、離れて暮らすことは考えられない」と訴えていた。一方でトラヴィスさんは、「日常的に世話をし、経済的にも面倒をみてきたのは自分」として、ジョーイの所有権を主張していた。
同ケースを担当するマシュー・クーパー判事によれば、同裁判では子どもの親権に関する訴訟と同じく、「どちらがジョーイとより日常的に時間を共にしてきたか」が争点になったという。
またクーパー判事は、「ニューヨーク州法はペットの扱いに関する取り決めの整備が他州と比べて遅れている」と指摘し、「多くの人が犬などのペットを精神的な支えとしている現状を考えると、今後も州内で同様の訴訟は増えていくだろう」と予測している。
なお、マレーさんの弁護人は「今回の訴訟は動物の権利に関する最先端の問題で、ペットが家族の中で占める役割の重要性を認めるもの」とコメントしている。
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