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ニューヨーク市の交通事情改善を目指す団体「ムーブNY」は、320億ドルをかけて行われる予定の交通システム改修計画のために、150億ドルの資金が必要なニューヨーク州およびニューヨーク州都市交通局(MTA)に、現在無料となっている橋を有料化するなどの団体が考案した計画を採用するよう勧めている。
同団体は、現在無料のイーストリバーにかかる4本の橋を有料化し、95丁目以南のタクシーの利用にサーチャージを加算することなどにより年間14億ドルを捻出するという、団体の創設者で元市運輸局長のグリッドロック・サム・サンチェス氏のアイデアを売り込んでいる。
同計画には、橋の有料化と共に、15ドルと割高なベラザノ橋のスタテン島行きや、7.50ドルのロバート・ケネディー橋の通行料削減も含まれている。調査によると、市及び周辺の郡の有権者の45%が、各橋の通行料の額を同等にするべきだと考えているといい、橋通行料計画の詳細や利益について説明を受けた後は、支持率が62%に上昇したという。
市やMTAは、同計画について知らされてはいるが、支持を表明したことはないという。一方で、MTAの運営費の半分は、利用客の運賃収入に頼っており、新しい安定した収益源を求めていることは確かだ。2015年と17年には、運賃と通行料の値上げが予定されている。
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