2025年9月8日 NEWS DAILY CONTENTS

次の住みたい街はここ!ブルックリンで「人気が高まりそうな」注目のエリア3選

インスタ映えする橋からストリートアート、博物館に植物園や公園、カフェ、レストラン、ショッピング街と、ブルックリンは一人で住むにも家族でも、魅力がいっぱいだ。しかもマンハッタンのせわしなさから解放される。地元のフリーペーパーamニューヨークが、今後人気が高まる注目の3地区を厳選して紹介した。

1. ゴワナス 

ゴワナス運河からはダウンタウン・ブルックリンが一望できる(photo: 本紙)

ブルックリン西部に位置する工業地帯と都会的な要素が融合したエリア。地下鉄G・F線の駅まで徒歩圏内と、マンハッタンへの通勤・通学に便利。スミスストリート(キャロルガーデン)やコートストリート(ボーレムヒル)の商店街へも徒歩圏内。ダウンタウン・ブルックリンやサンセットパークへのアクセスも良好だ。ブルックリン・クイーンズ高速道路(BQE)までわずか数ブロック。

再開発も盛んで、シェフたちが次々と新しいレストランやベーカリーをオープンし、街の風景は近年、著しく変化した。多様な教育ニーズが集まる場所としても知られ、特別支援児童と通常児童の統合教育を専門とし高い評価を得る公立校P.S. 372(ザ・チルドレンズ・スクール)や、ゴワナス地区でトップクラスのイスラム系私立校の一つアル・マディーナ・スクールがある。

2ベッドルームのアパートで家賃は月6000〜6500ドルと高めだが、最近は比較的手頃な家賃のアパートも増えている。

不動産エージェントの評価は「ユニークなキャラクターとバリュー」

2. グリーンポイント

今どきのビンテージショップやカフェ、バーと昔ながらのポーランド系食材店が混在。日本発のブランドが集まった、50ノーマン(50 Norman)もある(photo: 本紙)

ウィリアムズバーグに隣接するシティーライフと郊外型住環境の両方が楽しめるエリア。マンハッタンへは地下鉄L線で数駅。ノックダウンセンター(パフォーマンスホール&ギャラリー)、エリア53(アドベンチャーパーク)、35エーカーのマッカレンパークなど娯楽施設も充実。ウォーターフロントからはウィリアムズバーグ橋が見える。レストランやカフェも多く、安全に街を探索したい10代の子どもをもつ家族に最適。新校舎の計画、トレンディなゲーム付きコインランドリー、古書店などさまざまな提案が進行中。

ポーランド系移民の町として知られるグリーンポイント。近年は再開発が進み、手頃なアパートも増えている。2023年時点で、グリーンポイントおよびウィリアムズバーグ地区は59地区中9番目の人口規模を誇り、所得中央値は11位、家賃は10位の高さを記録した。

不動産エージェントの評価は「大胆に変化、フレッシュなエネルギー」

3. フラットブッシュ

ブラック・ブルックリンの中心地の一つ。カリブ系の文化と新たに流入してきた白人系文化が共存し、独特な雰囲気を醸し出している(photo: 本紙)

ブルックリンの心臓部にあり、多様性に富んだ文化的環境の中で子どもを育てるのに適している。地下鉄は2・5番線、バス路線も多い。17世紀にオランダ人が入植した歴史的5地区の一つだ。アパートはアンティーク調で広く、床はハードウッドと、伝統的な様式を残す物件が多い。

修復が終了し華麗に蘇ったキングスシアターでは多彩なイベントが行われ、フラットブッシュアベニューを中心とする “リトルカリビアン” でのショッピングは異国情緒を楽しめる。再開発が盛んで、小さな子ども向けの保育施設も多く、プロスペクトパークへも徒歩圏内。

不動産エージェントの評価は「手頃、多様性、より広い空間」

                       
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