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キッチンで使うスポンジは、実は微生物の温床。その多くは無害な環境細菌だが、カンピロバクターやサルモネラ菌、大腸菌、リステリア菌など食中毒の原因菌も潜む。濡れたまま放置すると繁殖は一気に進み、調理器具やキッチン全体への二次汚染リスクを高めてしまう。食に関する情報サイトのシリアスイーツが9月28日、スポンジを清潔に保つ方法と、交換の目安を解説している。

米農務省(USDA)は細菌除去の効果的な方法として、水を十分に含ませたスポンジを電子レンジで1~2分加熱する(1)または、食洗機の上段に置き「加熱乾燥」または「除菌」モードを使用する(2)ことを推奨している。実験では(1)で99.99999%、(2)で99.9998%の細菌を除去できた。さらに、食品用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム8.25%)を小さじ1/4、ぬるま湯1リットルに混ぜて1分間浸す方法も有効とされる。
繁殖防止には、使用後に水気をよく絞り、通気性のあるホルダーで四方から乾燥させることが大切だ。皿洗い用と台拭き用を分け、生肉や鶏肉の汁拭きには使用せず、代わりにペーパータオルや除菌シートを使うのが望ましい。
交換頻度は週1回が目安だが、黒カビやヌメり、異臭、破損、形崩れがあれば即交換を。スポンジを半分に切って使えば、2倍長持ちさせることもできる。
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