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ニューヨーク南部地区連邦地方検察局は5日、今月1日、地下鉄の車内で寝ていた乗客に放火したとして18歳の男子高校生ハイラム・カレロを起訴した。

訴状によると、カレロ容疑者は1日午前3時3分頃、地下鉄34丁目・ペンステーション駅でアップタウン行きの3番線に乗車。車内で紙片を拾い上げ、被害者が眠っていた付近で火を付け、ドアが閉まりかけた瞬間に車両から飛び降りた。車内で撮影された映像によると、地下鉄が42丁目・タイムズスクエア駅へ向かって北上中、火災が発生し、被害者の脚と車両の一部が炎に包まれた。放火された被害者はその後、ふらつきながら同駅で下車。病院に運ばれ重体だったが現在、容体は安定している。訴状によると、カレロ容疑者は逃走してバスでハーレムへ向かい、4日、同地で逮捕された。弁護人によると、同容疑者は障害のある母親と暮らしており、主な介護者を務めていたという。放火罪で有罪になった場合、7〜40年の懲役刑となる。
ジェイ・クレイトン連邦検事はカレロ逮捕後の声明で「ニューヨークの地下鉄は都市の心臓部であり、ここで生活し働く何百万人もの人々が毎日使用している。ニューヨーク市民は地下鉄利用時に安全であり、安全を感じられる権利を有しており、われわれの事務所はその実現に全力を尽くす」と述べた。
ニューヨーク市内では昨年12月22日早朝、地下鉄車内で眠っていたホームレスの女性(57)が火を付けられ、死亡する事件が発生。グアテマラ出身の不法移民の男性(33)が逮捕・起訴されている。
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