ニューヨークの高級百貨店サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue、以下サックス)の親会社であるサックスグローバル(Saks Global)が13日深夜、テキサス州で破産を申請した。サックスグローバルはサックスの他にも、バーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)やニーマン・マーカス(Neiman Marcus)を傘下に持つ。ビジネスインサイダーが14日、伝えた。

破産申請は、1年以上にわたる仕入先への未払いと積み上がった負債が背景。申請書によれば、同社は数億ドル規模の債務を抱えており、今後、店舗閉鎖や従業員削減が見込まれている。
旗艦店の5番街店では、店内が閑散とし、来店客よりも従業員の方が目立つ状況が続いていた。同店舗は2019年に改装され、売り場構成が高所得者向け路線へと変化。全顧客のうち年間1万ドル以上を支出する上位3%が、全体の約40%の売上高を占めるという。ただ、申請書では“比較的堅調”とされるデザイナーズブティックにはほとんど客が来ておらず、メインフロアで最も混雑しているのはシャネルのブティックだった。サックスは同ブランドに対して1億3500万ドル以上の債務を抱えている。
破産申請の一因として、長期にわたる仕入先への未払いによる在庫不足が挙げられる。春物の新商品はほとんどなく、秋冬コレクションが目立つ形で陳列されていた。また、商品の在庫状況に応じて棚に並べる数を調整するなどの工夫も行われていた。一方、5階のカフェや高級レストラン L’Avenue at Saks には比較的、来店客が見られた。
破産申請後は、仕入先への在庫出荷の再開が期待されている。関係者によると、申請直後にブランドや弁護士と協議が行われ、2〜4週間以内に棚の状況が改善される見込みだという。
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