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ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長は22日、市の環境および経済を一変させる大規模な計画を発表した。
この計画書は「ワン・ニューヨーク:ザ・プラン・フォー・ア・ストロング・アンド・ジャスト・シティ」と題され、332ページにわたる。主要課題は、10年以内に80万人の市民を貧困またはそれに近い状態から救い出し、15年以内にすべての埋め立てごみを除去しようというもの。その方法として、最低賃金の引き上げや家庭ごみの堆肥などに触れたが、いくつかの困難な計画の遂行方法や計画にかかる費用などの詳細については明らかにしなかった。
同計画は、9年前にマイケル・ブルームバーグ前市長が始めた環境維持計画をなぞる形となっているが、2013年の市長選キャンペーンで富裕層と貧困層の格差をなくすことに重点を置いていたデ・ブラシオ市長らしく、経済改革の面では拡大されている。
これ以外にも、十分なサービスが行きわたっていない地域の交通事情を改善し、市民の通勤時間を45分に短縮することや、市民への医療ケアについても計画されている。
また、地下鉄の車内の混雑緩和と、ニューヨーク都市交通局の収益増加のために、イーストリバー橋の通行に料金を課すという再提出された条例案については、2月に発行された最新の報告書に目を通していないという理由でコメントを控えていた。
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