華やかで活気あふれる大都市を巡る旅ではなく、今あえて、静かで小さな町を求める人が増えている。外食代も比較的リーズナブルで、SNS映えを狙う観光客であふれていない――そんな素朴な魅力を持つ、まるで「おとぎ話の世界」のような中世の街並みが残るヨーロッパの穴場的ディスティネーション5つを紹介する。

1. バルデヨフ(スロバキア) Bardejov, Slovakia
スロバキア北東部にある小さな町。観光客向けの定番スポットとしてはまだ広く知られておらず、混雑が少ないのも魅力の一つ。石畳の道や、赤い屋根のカラフルな建物が並ぶ街並みは、中世の雰囲気をそのまま残している。特に美しいとされるのが町の中心にあるラドニツネー(市長舎)広場。首都ブラチスラバから距離はあるものの、「写真では伝わらない美しさ」と評され、多くの旅行者を魅了している。

平均的な物価
・地元レストランの食事:14〜18ドル
・市中心部の3コースディナー(1人):20〜28ドル
・博物館の入場料:6〜12ドル
・3つ星ホテル(1泊):50〜95ドル

2. ヴィック(スペイン) Vic, Spain
バルセロナからバスで約1時間の町ヴィックは、中世の街並みが色濃く残るカタルーニャの隠れた名所。アーケードに囲まれたプラサ・マヨールや歴史ある大聖堂に加え、2世紀に建立された古代ローマ神殿まで残る、歴史と静けさが魅力の町だ。高層ビルはほとんど見当たらず、狭い歩行者専用の路地が広がる風景は、“スペイン屈指の隠れた宝石”と称されるのも納得の美しさだ。

平均的な物価
・地元レストランの食事:14〜18ドル
・市中心部の3コースディナー(1人):20〜28ドル
・博物館の入場料:6〜12ドル
・3つ星ホテル(1泊):50〜95ドル

3. サルデーニャ島テンピオ・パウザニア(イタリア) Tempio Pausania, Sardinia-Italy
サルデーニャ島のテンピオ・パウザニアは、町全体が地元産の灰色の花崗岩で造られた花崗岩の町。虹色の石畳が美しいだけでなく、昔ながらのサルデーニャの暮らしが今も色濃く残っているのが魅力。広場で語り合う地元の人々や歴史ある大聖堂、家族経営のトラットリアなど、素朴で温かな空気に包まれている。

平均的な物価
・地元レストランの食事:13〜18ドル
・市中心部周辺の3コースディナー(1人):22〜32ドル
・博物館の入場料:5〜10ドル
・3つ星ホテル(1泊):60〜100ドル

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4. シビウ(ルーマニア)Sibiu, Romania
トランシルバニア地方の中心にたたずむ、宝石のように美しい町シビウ。石畳の街並みとパステルカラーの建物から、“おとぎ話のような町”と評されている。屋根裏部屋の窓がまるで「目」のように見える独特の景観でも知られ、中世ドイツの雰囲気を今に残している。

平均的な物価
・地元レストランの食事:8〜14ドル
・市中心部周辺の3コースディナー(1人):18〜30ドル
・博物館の入場料:6〜10ドル
・3つ星ホテル(1泊):40〜90ドル

5. カジミエシュ・ドルヌィ(ポーランド) Kazimierz Dolny, Poland
ポーランド東部の小さな町カジミエシュ・ドルヌィは、石畳の街並みや川沿いののどかな風景、丘の上の古城が魅力の“絵本のような町”。ルネサンス様式の商人の家々が並ぶ中央広場や美しい教会が残り、観光地化された他の中世の町とは異なり、静かに中世の雰囲気を味わえる隠れた名所として知られている。迷路のように入り組んだ路地を気ままに歩き回るのが、一番の楽しみ方。

平均的な物価
・地元レストランの食事:8〜14ドル
・市中心部周辺の3コースディナー(1人):18〜30ドル
・博物館の入場料:6〜10ドル
・3つ星ホテル(1泊):40〜90ドル


















