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ニューヨーク市消防局(FDNY)は、ニューヨーク市で6月に火災により死亡した人が1人もいなかったと発表した。これは、同局150年史上、初の記録となる。
FDNYのダニエル・ニグロ局長は、消防士や救急救命士、救急医療隊員による、火災の予防処置対応の増加、迅速な対応が、今回の結果につながったとしている。
FDNYによると、今年に入ってから29人が火災により死亡しているものの、市内の火災死亡者数は150年の歴史の中でも、2010〜14年の間で著しく減少しているという。一方で、最高数に達したのは1970年で、310人が死亡している。
ニューヨークの各メディアは、FDNYの栄誉ある同記録を称え、今後もこの安心が続くといい、と報じている。
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