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髙橋大使公邸にて24日、2015年度JETプログラム(Japan Exchange and Teaching Program)参加者のための壮行会が開催された。
JETプログラムは、外国青年に日本の地方自治体の国際交流員または小・中・高校などの英語の指導助手として活躍してもらい、日本における外国語教育の充実及び青年交流による地域レベルでの国際交流の発展を図る目的で1987年に開始した。ことしで29年目を迎え、本年度は米国全土から約3600人の応募があり、その中から書類審査・面接試験を経て、約1100人の青年が選ばれた。
髙橋大使は「戦後は悪化した日米関係だが、互いを理解しようと交流を深めてきた。このJETプログラムはまさに日米の交友関係を盛んなものにさせている。日本では受入れるコミュニティがしっかりしているので、日本に行って素晴らしい経験と友好関係を築いてほしい」と激励の言葉を贈った。
同プログラム参加者代表のジェレミー・エクステンさん(沖縄県浦添市配置)は、「以前別のプログラムで日本の田舎町に行き、滞在先にいたの女の子の宿題を手伝ったことがある。創意工夫して教えた結果、次の宿題で彼女は同じ間違えをしなかった。そのことがとても嬉しかった」と自信の経験を語り、「こちらが心を開けば日本の人たちも同じように接してくれるので、今回のJETも〝オープンマインド〟で望みたい」と国際交流の素晴らしさと意気込みを述べた。
ニューヨーク地区からは約75人の青年が25日に日本に向けて出発した。
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