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ユナイテッド航空は7月23日(米国現地時間)、2015年第2四半期の決算を発表した。同期には、特別費用6700万ドルを除いた純利益13億ドル(希薄化後の1株当たり利益は3・31ドル)を計上した。特別費用を含めると、12億ドルの純利益(希薄化後の1株当たり利益は3・14ドル)となった。これは四半期の利益としては過去最高となる。
同社の取締役会は30億ドルの追加の自社株買い計画を承認し、これは17年末までに完了する見通し。またユナイテッド航空は15年第2四半期に約8億ドルの債務を期限前償還し、企業年金制度におよそ6億2000万ドルを拠出するとともに、既存の10億ドルの自社株買い計画の一環として、約2億5000万ドルを株主に還元した。さらにユナイテッド航空は15年6月30日までの12カ月間に18・2%の投下資本利益率を記録した。
同社の会長、社長兼最高経営責任者のジェフ・スマイゼック氏は、「2015年第2四半期の記録的な業績は、ユナイテッド航空の長期計画における進展を反映したもの。弊社社員の素晴らしい働きに感謝したい。本日発表した30億ドルの自社株買い戻しプログラムは、将来に対する弊社の自信の表れでもある。ユナイテッド航空は引き続き顧客サービス、資産、人材に投資し、今後もバランスシートの強化、利益率の向上、投下資本利益率の改善に注力する方針である。また、第3四半期の特別費用を除く税引き前の利益率は13・5~15・5%になる見通し」と述べている。

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