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ニューヨーク市議会は22日に開かれた公聴会で、通勤者用の相乗りバン業界を規制する3件の条例案について検討中であることを発表した。
市には、およそ600台の許可を受けた相乗りバンが運行しているが、違法のバンも数多く営業しているという。相乗りバンは通常、ブルックリン区やクイーンズ区の交通手段のない地域や、移民が多く住む地域と商業地域を結び、地下鉄よりも安い値段でより早く目的地に着くルートを運行している。例えば、クイーンズ区のフラッシングからマンハッタン区のチャイナタウンを結ぶバンでは、わずか2ドル程度で、地下鉄でおよそ70分かかる距離をおよそ35分で運行する。
提出された条例案は、①安全基準違反や無免許バンのデータと照合するなどして、相乗りバン業界の安全性を調査し、安全性の分析が完了するまでの間、免許の更新を保留する、②事前に定められたルート運行の推進、③市の免許を受けずに違法に営業するバンへの罰則の厳格化、の3件。タクシー・リムジン委員会(TLC)は、最近実施した試験的プログラムにより相乗りバン業界の十分な情報が収集されているため、さらなる調査は必要ないと主張している。
免許を所持するバンには、乗客にも警察にも一見して分かる場所にステッカーが貼られているという。
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