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カリフォルニア州アナハイムのマリオットホテルで17日、GAPS食事療法の公認療法士が集まる国際年次総会が行われた。
同会には日本人初の公認GAPS療法士である、ナチュラル・ヒーリング・アーティスツ・インクの岡牧子氏も出席した。岡氏は総会参加者を代表してケーススタディーのプレゼンターを務め、この療法の開発者であり、国際GAPS機構の会長である英国のナターシャ・キャンベル=マクブライド医学博士と、世界各国から集まった約60人の公認療法士の共鳴と賛同を得た。また、岡氏はマクブライド医学博士が執筆した本療法の解説書、「GAPS 腸と心の症候群」日本語翻訳版を出版したことも発表。マクブライド医学博士と参加者は岡氏を激励し、日本とアジア地域でこの療法を広めるにあたり、一丸となって全力で協力する意志を表明した。
ケーススタディーのプレゼンテーションでは、自閉症や様々な精神疾患など、主流の医学で改善しなかった疾患がこの療法で治癒したケースが多数発表された。これらの疾患は日本と米国を含め、世界中で急増している現代病となっている。GAPSは同療法がさらに広まり、今後世界各国でますます受け入れられていくことは確実だとの見方を示している。
GAPS食事療法とは、自然な食事で腸内細菌バランスを整え、自閉症を治す療法であり、近年の自閉症患者数の急増を受け、世界中で注目が集まっている。同会は、先住民の食生活にならった、人の身体を最良の健康状態にする、自然で栄養価の高い食事の復活をミッションに掲げる教育・研究機関、ウェストン・A.プライス財団のカンファレンスに付随して開催された。本財団の会員総数は、世界全体で1万5000人に達している。
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