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15日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク市の公立学校の生徒には体重や肥満指数に基づく健康レポートが配られるが、「肥満」という評価が体重を減らす努力に結びついていないという調査結果が発表された。
この調査は、2007~12年まで、「体重過多」「肥満」と評価された生徒を追跡したもの。それによると、調査対象となった生徒の体重はその後減っておらず、女子の場合は、逆に体重が多少増える傾向がみられたという。
「健康レポートは、ただ出すだけでは意味がない。行動に結びつくようしなければ」と、調査を担当したシラキュース大学のエミー・エレン・シュワルツ教授は指摘する。また、学校の給食が問題との声もあり、生徒の一人、グウェンドリン・ウィリアムズさんは「誰も食べないような野菜を出してもだめ。もっと工夫が必要」との意見を述べた。さらに、自由に体を動かせる時間も増やしてほしいと訴える。
これを受けて市の教育局(DOE)は、ことしから評価を「健康的な範囲内」「改善が必要」という表現に変更している。DOEの広報担当は、「レポートをきっかけに、健康を保つための生活習慣を家族で話し合ってもらえれば」と述べている。
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