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【16日付ニューヨークポスト】ニューヨーク州上訴裁判所は9日、ニューヨーク市教育局(DOE)が解雇した教職者3人の復職を認めた3件の下級審判決を覆した。
DOEは、2011年の州統一英語検定試験で5年生の児童に間違った回答を正解に書き直すよう指導したブロンクス区の教員エリカ・ボルト、ハリケーン・サンディの後、脳性麻痺を患う生徒への個人授業を2カ月間放棄しながら授業を続けていたように記録を偽っていたクイーンズ区の家庭教師アミラ・ビーティ、8年生の女子生徒複数に母親や姉などを紹介するようせがんだブルックリン区の教員テレル・ウイリアムスら3人を「悪質教師」として解雇。3人は、解雇は不当としてDOEを提訴していた。
16および17年に3人の復職を認める判決が下されていたが、上訴裁判所は「解雇は正当」として、解雇の撤回判決を下した高位裁判所控訴部の判事らに対し、学校の規律に対する司法の行き過ぎを避けるよう警告した。
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