撮影スタッフは「不注意で怠慢」 ハーレム火災、住人が製作会社など提訴

Mayor Bill de Blasio and Fire Commissioner Daniel Nigro visit the scene of last night's deadly fire in Harlem on Friday, March 23, 2018. Firefighter Michael R. Davidson died in the line of duty while responding to the five-alarm fire. Michael Appleton/Mayoral Photography Office.
【27日付amニューヨーク】マンハッタン区ハーレムで22日夜、5階建てアパートが全焼しニューヨーク市消防局(FDNY)の隊員が死亡した火災で、4階の一室を借りていた男女2人が、出火当時地下室で映画「マザーレスブルックリン」の撮影中だった映画製作会社と建物の所有者を相手取り、計1400万ドル(約14億8800万円)の損害賠償を求めて提訴した。
訴状によると、2人は火災で家屋や財産を焼失。俳優のエドワード・ノートンさんが経営する映画製作会社に対し、「撮影スタッフは火災に気付いた住人に『少し燃えたがもう消えた』と説明し、誤解を招いた。不注意で怠慢」と同社の過失を主張。また出火当時、煙探知機が作動せず被害が拡大したとして、建物の所有者に対し「地下室に可燃性機器が保管されていたことを知っていたにもかかわらず、煙探知機の管理を怠った」と非難した。
ノートンさんは24日、フェイスブックに「撮影スタッフは火災にいち早く気付きFDNYに通報した。撮影機材や車両を移動させ消火に協力した」と投稿している。FDNYによると、地下室の高可燃性機器から出火した可能性があるという。火災現場となったアパートは取り壊しが決定している。

鎮火後のアパート(photo: Michael Appleton/Mayoral Photography Office)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








