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ウエストチェスター郡ホワイトプレーンズのホテル、クラウン・プラザ・ホワイト・プレーンズで12日、日本私立中学高等学校連合会会長の吉田晋(すすむ)さんが日本の大学入試改革について講演を行った。
2020年からセンター試験に代わってより応用力が試される学力評価テストの導入が決まり、大きく変わる日本の大学入試制度において、英語がこれまで以上に重視されると解説。従来の「読む」「書く」に加え、「話す」「聞く」が加わった4技能試験が、帰国生にとって有利に働くと話した。また、4技能を適切に評価するため、IELTSやTOEFLなど一定の評価が定着している資格・検定試験を受験に活用する「改革」や、これらの結果を受験ではどのように点数付けするかの問題点も挙げた。
「日本企業の競争力や労働人口が低下する中、語学力と国際感覚を身に付けた帰国生の存在は貴重。帰国した際は、(自身が理事長を務める東京都の富士見丘中学高等学校など)帰国生の力を伸ばせるスーパー・グローバル・ハイ・スクールでぜひ学んでほしい」と熱弁を振るった。

講演の様子
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