【13日付ニューヨークポスト】土壌や水質の汚染が最も深刻な場所に適用される米環境保護局(EPA)の浄化計画、スーパーファンドの清掃場所に指定され、地元住民から「真っ黒なマヨネーズ」と呼ばれるブルックリン区ゴワナス運河から大型の木製糸巻き、馬車の車輪といった19世紀の「お宝」が続々と発見されている。
EPAは5億600万ドル(約560億円)を投入して、悪臭漂う同運河のヘドロ除去を計画。現在、調査目的の泥さらいを実施中だが、考古学者のジョナサン・ブリームさんも参加。水底から引き上げたごみの中から歴史的価値があるものをふるい分けている。引き上げられたお宝の中で最大のものは1943年建造、全長63フィート(約19メートル)の木製遭難救助艇。第2次世界大戦や朝鮮戦争などで撃墜された戦闘機の乗員救助に使われたという。60年代にロングアイランドとファイヤーアイランドを結ぶフェリーに転用され、80年代末からはアート展の会場、さらにはパーティー船に姿を変えた。それがどうして運河の底に沈んだかは定かではないが、パーティー客が火をつけたのではないかと推測されている。
気になるその価値だが、ゼロと判断された。報告書には「当初の構造が撤去されエンジンや機械類も消失して、歴史的価値は認められない」と記されている。
ヘドロの中からお宝発見? ゴワナス運河に第2次大戦の救助艇
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