【12日付NY1】ブロンクス区のアーサー街が、新しい「リトルイタリー」として食通の間で話題になっている。
「昔ながらのイタリア料理店や食料品店がこれだけ集中しているところは他にない」と話すのは、同街の食通ツアーを主催するクリスチャン・ガリアーニさん。「元祖」であるマンハッタン区マルベリー通りが不動産開発のあおりを受け、店がなくなり寂れていく一方で、こちらの方は盛況だ。
同地域は1800年代にイタリアからの移民が多く住みつき、近くのブロンクス動物園やニューヨーク植物園で石工として働いた。そうした地元のイタリア系住民だけでなく、「伝統の味が安く手に入る」と郊外からも客が訪れ、繁栄してきたという。
ガリアーニさんが行うツアーの1つは「チェーン店にはない特別な食体験」を提案するもの。イタリア食材なら何でも手に入る「アーサー街マーケット」、自家製モッツァレラチーズが自慢の「ジョーズ・イタリアン・デリ」、1世紀近く伝統の味を守る「マドニアベーカリー」や「アデオ・アンド・サンズ・ベーカリー」、1912年から焼き菓子カノーリを製造販売する「エジディオ・ペーストリー・ショップ」がおすすめだという。
ブロンクスの「リトルイタリー」 アーサー街に食通が注目
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