ニューヨーク大司教区は26日、未成年に性的虐待を加えた疑いのある聖職者120人の名前を公表した。「この開示が、忌まわしい虐待を受けた被害者のせめてもの救いになることを祈る」としている。
今回公表されたのは信ぴょう性の高い性的虐待の疑いのある神父115人および助祭5人。叙階された年と現在の状況が書かれている。うち、罪を認めた神父および助祭53人は、有罪判決または和解に至っており、ほとんどが除名処分を受けた。また、既に他界または教会の独立和解補償制度による金銭的和解に向けた申立てを受ける前に聖職を退いた59人も含まれた。聖職者としての地位をはく奪され、教会法上または大司教区からの正式な処分を待つ8人の名前もあった。
ティモシー・ドラン枢機卿は、同大司教区の信者および家族に宛てた書簡で「大司教区の若者たちに安全を与える立場にあるにも関わらず、神および忠実な信者により与えられた信頼を裏切った聖職者と司教の不始末について許しを請う」と述べている。
昨年8月には、ペンシルバニア州の300人以上の神父による少年少女への性的虐待が発覚。今年2月には、ニュージャージー州のカトリック司教およびブルックリン区のカトリック教区が、子どもに性的虐待を加えていた約300人の聖職者の名前を公開している。
性的虐待疑いの聖職者、120人公表 NY大司教区「せめてもの救いに」
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