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ニューヨーク州議会は、13歳未満の子どもを対象に、アメリカンフットボールのタックルを禁止する法案を検討している。ウォール・ストリート・ジャーナルが29日、報じた。
同日、全米フットボールリーグ(NFL)関係者や科学者、元選手らを招いた公聴会が行われ、プレー中の頭部への衝撃により認識力障害や行動障害を引き起こす可能性があることについて、出席者全員が合意した。
ボストン大学脳震盪(しんとう)レガシー財団のクリス・ウィンスキー事務局長は、元フットボール選手266人の脳を検査した結果、223人に慢性外傷性脳症(CTE)が確認されたとする神経学紀要について言及。最大の危険因子はプレー年数の長さにあるといい、5歳でタックルを伴うアメフトを始めると、14歳から始めるよりCTEを引き起こす可能性が10倍高まるという。
一方、アメフトとCTEの発症に明確な因果関係があることは証明されていないとし、法案に反対する人もいた。頭部外傷のリスクを伴うスポーツは他にもあるのに、アメフトだけ特別扱いはおかしいとの声もあった。
州では2011年、頭部外傷を受けた可能性のある学生選手を直ちに試合から外し、無症状が24時間続いたことを医師が証明しない限り復帰させないと定める州法が制定されている。

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