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ニューヨーク州都市交通局(MTA)はニューヨーク市内を走行する地下鉄A、C、J、Z線の車両のうち、2014年に導入した「R179」の298台の不具合を確認。8日、点検のため、これらの車両を一時的に使用中止にすると発表した。点検期間中は1960年代から使用している旧車両を代用する。各メディアが9日、報じた。
MTAによると、換気システムが故障し、扉が完全に閉まらないという。「R179」は12年、カナダのボンバルディアトランスポーテーションから6億ドル(約650億円)で購入。MTAのアンディ・バイフォード局長は「ボンバルディアが修理を怠った。責任を持たせる」と強く非難した。故障による乗客のけがは、これまでに確認されていないという。
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