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ニューヨーク市を拠点に活動する声優のティナ・ザレンバさんが乳がんと診断されたのは昨年6月。夏には両乳房の切除・再建手術受けた。同9月から化学療法を開始。今年1月からは放射線治療に移行した。乳がんの治療と回復には語られないことが多いと感じ、自分の体験をポッドキャストで話すことにした。amニューヨークが6日、報じた。
「化学療法の恐ろしさは、想像を超えていた。8回抗がん剤の投与を受けたが、後半4回は4〜5時間づつ。爪が剥がれたり、黒く変色したり。4〜5時間に渡って頭や足を冷やすことになった」。「市内を大手を振って歩いていた次の日、突然涙にくれる。情緒不安定になり『いったいどうしたのか』と思った。化学療法で、月経も止まった。それなら、最初から説明して欲しかった」。「仕事を続けられたのは幸い。『言いたくなければ言わないでいい』とアドバイスを受け、病気のことは伏せていた。自分がコントロールできることがあると思うと、嬉しかった」。
このポッドキャストでは、ザレンバさんの人生が浮き彫りになる。「この治療を通じ、人生何が大切かということを知ることができた。乳がんにかかると、周囲の人も影響を受ける。私のストーリーが参考になれば」。スポティファイを通じ、「chemostories.com」でストリーミングが可能だ。

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