RELATED POST
米サイエンス誌は先週、新型コロナウイルスが永続的な公衆衛生問題になる可能性について説明した論文を発表した。ゴッサミストが20日、報じた。
パンデミックが始まった当初、一部の疫学者らにより議論された最悪のシナリオの1つは、同ウイルスが、体内を循環し再発を繰り返す風土病となることだった。公衆衛生研究者のジェフリー・シャーマンさんとマータ・ガランティさんが作成した同論文では、再感染の可能性、ワクチンの有効性、ウイルスの季節性、かなりの数の人々がインフルエンザなどの別のウイルスと一緒に新型コロナウイルスに感染するかどうかといった、新型コロナウイルスの行く先を見極める際の重要な要素を特定した。再感染が一般的であることが証明され、世界のほとんどの人々に提供される非常に効果的なワクチンが開発されないのであれば、同ウイルスが風土病になる可能性が高いと結論付けている。
米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ博士を含む米国の衛生当局者らは、ワクチンが年末までに承認されるとの確信を表明していたが、第一段階のワクチンは、せいぜい中程度の効果がないと考える専門家もいる。また、最初の感染からの抗体は再感染を防ぐには不十分で、再感染が最初の感染と同様の深刻な疾患を引き起こす可能性もあるとされている。このような事態が起きる可能性について、シャーマンさんは「現時点では不明だが、否定できない」と述べている。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








