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ニューヨーク州のクオモ知事は23日、新型コロナウイルスの第2波が襲っているスタテン島で仮設病棟を再開すると発表した。ニューヨークタイムズが23日、報じた。
スタテン島では入院患者が今月2日の33人から91人に急増。スタテンアイランド大学病院やリッチモンド大学医療センターが病床不足を訴えている。「スタテン島は、問題だ」とクオモ知事は指摘。この春に設営したサウスビーチ精神療養所内の仮設病棟を再開して、新型コロナウイルスの患者を受け入れるとした。当初は定員を100人とし、必要に応じて200人まで増やす。早ければ24日から患者を受け入れるという。ジェームズ・オッド区長(共和)も、「3月、4月は厳しかった。誰も、逆戻りしたくない」として、歓迎の意を表している。
スタテン島は、特に南部地域で、コロナ第2波の兆候が顕著。クオモ氏は2番目に深刻なオレンジ色の警戒区域に指定した。トッテンビルでは陽性反応率が5.89%。グレートキルズでも5・5%となっている。その原因は不明。ただ、共和党の牙城であることが関係して、コロナ対策を怠った住民も少なくないことが指摘されている。クオモ知事は「住民の行動が、現状を招いた」と非難。「入院とは、死者増加をオブラートに包んで表現したにすぎない」と警告している。
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